小説版『君の名は。』(角川文庫出版)
2017/04/30
この記事では、関連書籍の1つである小説版『君の名は。』のご紹介を致します。まだ読んだことがない方はこの記事を参考にして購入を健闘してみて下さい。
管理人も購入済み
まず初めに、読んでもいないのに考察をしているようでは説得力のかけらもありませんので、ちゃんと購入していることを示す写真を挙げておきます。
ここで述べている意見はきちんと読んだ上でのものですのでご安心くださいませ。
基本的に映画に忠実
この小説は映画よりも先に発売されているものの、映画自体は小説より先にできています。そのため、基本的に映画に忠実な内容となっています。
とは言えやはり小説版、情報量は映画よりも多い
メディア媒体の特性上、やはり映像よりも文章の方がはっきりと伝えられる情報が多くなります。そのため、映画では語られなかった細かい描写や、映画では一瞬しか出てきてない場面が深く書いてあります。
全8章252ページから成る
小説は8章立てで、252ページから成ります。数時間で読み切ることが出来る量です。それでいて、映画館で味わった感動を別の角度から再び味わうことが出来ます。
もともと映画が先に存在
この小説の『あとがき』にも書いてありますが、もともと新海監督は映画しか作らない予定だったそうです。しかし、ある理由をきっかけに、小説版を執筆するに至ります。理由についてはぜひこの小説版を手に取り、あなた自身の目で確認してください。『君の名は。』を、そして新海誠監督をもっと好きになることでしょう。
あとがきの後にも
新海監督の『あとがき』の後に、この映画をより一層楽しませてくれる制作秘話のような(ネタバレを防ぐためにかなり曖昧な言い方にしています)ものが盛り込まれております。
このように、本編だけでなくサイドメニューも楽しめて2度おいしい小説となっておりますので、是非購入されることをお勧めします。
2回目以降鑑賞の方向け
映画が先にできたこともあって、この作品は、小説→映画と入るよりも、映画→小説と入ることをおすすめします。そういった意味で、2回目以降鑑賞の方におすすめしたいです。
角川つばさ文庫出版との違い
似たような小説版として、上画像の角川つばさ文庫出版の物が挙げられます。違いといたしましては、対象年齢です。上画像の方がより低年齢の方を対象としたものとなります。
小説版を読んで映画をリピートしよう
いかがでしたでしょうか?あまり深く書くとネタバレになってしまいますので書きませが、『君の名は。』をもっと深くもっと楽しむ上でこの小説版を読むことは欠かせないと思います。値段も600円台と非常にリーズナブルなので、ぜひあなたの目で小説版の世界を感じ取って下さい。